地下道でハプニング
- たけうちてつや
- 2021年6月16日
- 読了時間: 4分
外出先から、どのルートで帰宅しようかと考えることはありますか?
今日僕はそれを深刻に悩んで、結局いつも通りの道を選びました。
するとレアな出来事に遭遇!!
自転車で地下道を通っていたら、前から同じく自転車に乗った青年が走ってきたんですけど、
僕の目の前でドガーーン!!!って派手に転倒したんです。
横に倒れたんじゃなくて、真ん前に、ぐるっと転倒してました。
自転車の後輪があんなに高い位置に上がったのを見たことがありません。
その地下道は道幅が狭くて、人とすれ違うときや追い越すときには用心しないといけません。
しかも両脇にある排水溝は蓋がなくて剝き出しになってます。
その青年は、僕が前から来るのを見て片側に避けた結果、タイヤが溝に入って転倒したわけです。
ただ、イヤフォンをして誰かと電話しながら運転していましたから、そりゃ不注意になりますよね。ちょっと自業自得だなと思います。
あまりに派手な転倒だった為、そのまま通り過ぎるのも不自然かと思って僕は「大丈夫ですか??」と声を掛けました。
すると無視されました。
え・・・・・?ショック・・・・・
いえ、いえいえいえ、
違います。彼はイヤフォンをしてるから、僕の声に気付いてないんです!
じゃぁもういっか・・、見られてるのも恥ずかしいだろうし・・・
再び僕は自転車をこぎ出しました。
青年は普通に立ち上がっていたので大きな怪我はしていないと思います。
地下道を出て夕暮れの空を眺めながら、ふと考えを巡らしました。
『さっき、どのルートで帰宅しようか迷ってこっちの道を選んだけど、
もし俺が別のルートを選んでいたらあの青年は転ばずに済んだのだろうか・・・??』
だって地下道で僕が前から来なかったら青年は道の真ん中を通ってたはずですから、
タイヤが溝にハマることもなかったでしょう。
『いや、俺がこのルートを選んでいなくても、代わりに他の誰かが通っていた・・?』
『別のルートを選んだら、その道中で似たようなハプニングが起きていた・・??』
なんか運命論というか、タイプリープ物の映画みたいな考えですけど、面白くてつい想像しちゃいます。
起きてしまった以上は、これを機に、彼が運転中にイヤフォンをしないことを心掛けてくれることを祈るばかりです。
ところで、今回のこの出来事は、僕にとってもう一つ不思議な感触がありました。
外出する前、着替えたり、準備してる間に色々とアクシデントに見舞われたんです。
作曲に使うクリアファイルを机の棚に戻したら他の書類が雪崩のようにザザーーッ!!って崩れ落ちたり、
髪にワックスを付けようとしたら入れ物が手から落ちてワックスの中身がベトっと飛び出してしまったり、
自転車の雨よけカバーを外すときに、前日の雨水がカゴの部分に溜まってることに気付かず、思いっきりパンツに浴びてしまったり。
「この短時間でこうも災難が続きますか!!」と感動するくらい不快だったんですが、
神様から「ちょっと今回の外出、気を付けろ」と言われてる気もして、
いつも以上に慎重に自転車を運転したんですよ。
実はこの頃自分の中で熱が入っていて、もちろん音楽でですが、
自分でも、一旦ニュートラルな状態に戻った方がよさそうだって感じたんです。
精神的なスピード感を緩めようと。
そんで少しばかり静けさを取り戻すことに成功した後で、
僕の目の前で青年がぶっ飛んだ。
『あ、本来は俺が転ぶはずだったのに、不運はこの青年に移った・・!』
まじでそんな気がしたんですwww
よく「バチが当たる」って言いますよね?
バチって、正しい方向性に気付かせるためのものだと思います。つまり長い目でみたら味方です。
僕は痛い目を見る前に自分で気付いたけど、代わりにイヤフォン通話運転している青年にバチが当たった!(移った)
かなり身勝手な解釈ですが、あの瞬間本当にそう感じましたし、ストーリーとして面白いと思います!
まぁとにかく、自転車やバイク、車を運転する際は気を付けてくださいね。
スピードを落とせば回避できる事故って沢山あると思います。
かと言ってビクビクしながら運転するのもよくなくて、
最低限の注意を払ってるなら、あとはリラックスして運転するのが最も反射能力も上がると思います。
あれ、教習所みたいになってきた。
自動車運転10年間、無事故・無違反の僕からのメッセージは以上です。
(Just a paper driver.......)
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