8年以上前のことなんですが、ギターを弾きまくっていると左手の親指がピキッ!といって痛みが走ったんです。
こいつぁ練習しすぎたぜい、休息休息~♪ なんて言って1週間ほど大事を取ったんですが治らず、
2週間経っても治らず、3週間経っても・・・・
え、そこまでの怪我!?
も、もしかして骨にヒビが入っているのでは・・・!?
心配になった僕は病院で検査してもらいました。
医師から下された診断は、
余命3か月
でした。
そんなヴぁかなぁぁああああ!!!!!
親指がピキってなっただけで!??死ぬの!?おれ死んじゃうの!!!??
まだまだ叶えていない願いが山ほどあるのにぃぃ~!!!
とショックを受けていたら、
医師 「あ、間違えました。余命じゃなくて、全治3か月です。失敬失敬。」
ぶん殴りました。
冗談はさて置き、
実際は 「なんの異常も見当たらない」 という診断結果でした。
でもそんなわけあるはずがない・・・実際に痛みが・・・・
とりあえずギターを弾く際のフォームを見直してみては?という提案だけ頂いて帰りました。
そこから更に数週間が過ぎても痛みは引きませんでした。
しかも、普段の生活をしているときは割と何ともなくて、ギターを持つと急激に痛くなるんです!
1か月以上ギターが弾けない日々を過ごすともうフラストレーションが溜まりまくりで、
ある日、「もう知るかぁぁ!!!おれは弾くんじゃいぃぃいぃいい!!!!!!」って発狂して痛みを無視して弾いて弾いて弾きまくりました。
そしたら、あ~ら不思議!
まったく痛くなくなったんです・・・・!!
指の感覚が麻痺したとかじゃなくて、ほんとに、ただただ完治した親指がそこにはありました。
ど、どゆこと・・・・??
明石家さんまさんに訊いてみても 「醤油ーこと!!」 って返されるだけだし、
「そーゆーことーね~♪」って連呼する楽曲「リアライズ」を当時の僕はまだ生み出していませんし、
その謎を自己分析するしかなかったんですね。
それで答えに辿り着きました。
自己暗示
です。
確かに初めピキっとなったときは本当に親指が疲労で悲鳴をあげたのですが、
きっと1週間もしないうちに治っていたんです。
でも僕は
「練習しすぎてしまった~!体に負担をかけ過ぎてしまった~!反省ぃぃ~!!」とヤケに自分を責めて、無意識に自分にブレーキをかけてしまったんです。
自覚していない精神的なブレーキが、「まだ痛い」という嘘の情報をつくりあげて脳に信じ込ませ、本当に痛く感じていた・・・・・・。
自己暗示こわっ!っていうか凄っ!!
思い込みって・・・・・強い!!
嘘か誠か、過去の人体実験で、
目隠しをした被験者に、あっつあつのアイロンを認識させて
実際には熱くなっていないアイロンを肌に押し付けたら ウギャァアアーー!!!!!と言って大やけどを負ったという記録があるそうです。
デマかもしれませんが。
もし本当なら、思い込みが体に影響を及ぼし得るということですね!
病は気から・・・なんて言葉もそういうことですよね。
8年前にそんな体験をしてから、僕は事あるたびに 「いや、自己暗示にかかってるだけでは・・?」 と疑うようになりました。
逆に利用することもあります。
自己暗示をプラスの方向に利用すれば、壁も越えられます。
「大丈夫、できる!できる!!できる!!!」
さて、つい先日、部屋の中でベッドから立ち上がっただけで僕の腰が砕け散りました。
実際には砕け散っていないんですけど、砕け散ったのかと思うくらい激痛に見舞われました。
それで立つことも座ることもできなくなって、ずっと横になっていたんです。
なんとかトイレにはいけるんですが、崩れ落ちそうなくらい激痛です。
幸い、日が経つと痛みが薄れてきて、大きな病気ではなさそうなのですが、まだ今も痛くて。
でも先月から僕はランニングをしているから、そろそろまた走りたい・・・!
でもまだ痛い・・・・!
ん??・・・・
「自己暗示じゃね・・・??」
まぁそうなりますよね。過去の経験から。自己暗示を疑いますよね。
そうか!本当はもう治っているんだ!!
痛いと思い込んでるだけなんだ!!
ひゃっほーーう!!!!!
そう言って先ほど部屋の中でピョンピョン飛び跳ねてみたら、
悪化しました。
今回は自己暗示ではなく、ガチだったようです。
事故暗示とでも言っておきますか。
あ~、人生って難しいな。
教訓が活かされないこともある・・・・ 全てはケースバイケース・・か!
腰を痛めたのは、急激にランニングを習慣づけた報いだと思います。
いきなりハイペースで走っていたので。
まぁ早く良くなることを願います。(日常生活に支障はありませんのでご心配いりません(^^))
ところで僕が音楽を続けられているのは、長い長い自己暗示にかかっているからかもしれないと分析したのですが、どう思われますか??
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