たけてつ昆虫記
- たけうちてつや
- 2019年9月17日
- 読了時間: 2分
しっかしいい天気だな~!!と窓から外を見たら、
ベランダにアブラゼミが仰向けに転がってました。(最近虫ばっか!)
ししし・・・・死んでる・・・・。
折角なので拾い上げて、体を観察してみました。
アブラゼミがミーーンミーーンと鳴くのか、それともジィィィィィィ・・・!!と鳴くのか、はたまたホーーーー・・法華経!!と鳴くのか僕は把握してないんですが、あの声はいったいどうやって出してるんだ・・・??と、
羽を注意深く観察してみました。
(羽で鳴らしてるんですよね?)
死体でも羽はちゃんと開きました。
大きく横に広げると、なんだかカッコよかったです。
固くて大きな外側の羽と、柔らかくて小ぶりな内側の羽があって、たぶんこの二つをこすり合わせることであのけたたましい音を発するのでしょうが、僕が手動でこすり合わせてみても、全くもってサイレントでしたm(__)m
あんだけ真夏に鳴きまくってるセミ達って、実際は羽で音を出すから、喉から声は出してないんですよね。
じゃぁ、みんな黙ってるんですね。あんだけ騒いでるのに。面白いですね!
あ、ここで訂正があります。
いまググってちゃんと調べてみたんですが、
セミは羽と羽をこすり合わせて鳴くんじゃなく、羽と腹をこすり合わせて鳴くそうです。
そして、腹の中には音を倍増させる器官が備わってて、さらに空洞になってて共鳴させるのだとか・・!
どうりで手動で羽をこすっても音がでなかったわけだ・・・!!
いや、腹とこすり合わせても出なかったでしょうね(;´∀`)
ちなみに鈴虫やコオロギは、羽と羽の摩擦音であの綺麗な音を出しているのですよ。
鳴く奴は決まってオス。
求愛のために鳴くんです。
ということは、僕らが認識してるセミとか鈴虫の数の2倍は、ほんとは存在してるってことですかね。(メスもオスと同数いたとしたら)
あれ、ベランダで死んでたセミは、オスだったんだろうか?メスだったんだろうか?
勝手にオスだと決めつけていた・・・!メスだったから手動で音が出なかったのか・・?
いや、そもそもメスは鳴こうと思えば鳴けるのか・・・??
疑問が尽きません・・・・・っっ!!
なんかこういう、普段は興味持たないことをたまに調べたりすると、
面白い発見があって刺激的です。
ほんとの「勉強」ってこういうことだなと思います。
・・・え、セミはその後どうしたのかって?
食べました。
カリっとしてて美味しかったですよ。
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