表裏-HYORI-
- たけうちてつや
- 2019年2月2日
- 読了時間: 2分
小学生の頃、ロックマンエグゼというゲームが流行りました。
インターネットの世界を冒険できるゲームで、相当面白かったです。
僕らが使うインターネットにも色んなサイトがあるように、そのゲームでも色んなタイプのネットへアクセスしていくんですが、面白いのが、物語の終盤で「裏インターネット」という世界にいけるんですよ。
それまでの冒険の舞台は、いわゆる表のネットの世界なんですね。
YouTubeとかTwitterみたいな世界です。
ですが、裏インターネットは、ちょっと怖いんです。闇サイトみたいな感じです。
基本画面は暗いし、所々、道が途切れてたりして、不吉です。
いま思えば、この設定すごく面白いなって思うんです。
当時のゲームクリエイターは、よくこんなことを思いついたなと。
・・・・デ、なんでこんな話をしたかというと、
僕らの日常にも、表と裏があるなーってしみじみ思うんです。
とりわけ路上ライブをしてると如実に感じるんですが、その日の空気感みたいなものが確実に存在していて、
僕は毎回同じ演奏を心掛けているつもりですが、それでも日によって凄く反響がいいときと、まったく見向きもされないときがあるんです。
いいときは、表。見向きされないときは、裏。そんなふうに捉えてます。
これは誰が悪いでもなく、あって当然のことでしょうねえ。
個人で考えてもその日の気分やテンションで言動は変わりますし、バイオリズムってものが動物にはあります。
もしかして気圧とか、物理的な何かも作用してるのかもしれません。
空気感とは、ムードのことです。
人前で演奏する者として、避けては通れない事柄です。
実際路上ライブでなく、ライブハウスで演奏するときだって、日によってやり易さが違ってきます。
面白いな~っ
裏を否定したくないです。
裏に抗わず、受け容れてその時やれることを坦々とやっていきたいです。
裏表をちょっとでもコントロール・・・というか楽しめるようになれば、一層深みが増して、いい方向にいけそうな気がしてます。
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