郷愁
- たけうちてつや
- 2018年3月11日
- 読了時間: 2分
昨日は可部で歌ってきた。
可部の近くの高陽という住宅地は、ぼくが幼いころから18年くらい過ごした場所。
電車から見える故郷の景色に、高ぶる気持ちがあった。
会場の近くに寺山公園という広い公園があった。
家族連れの人たちがたくさんいて、キャッチボールや凧揚げ、スケボーなど楽しんでいた。
山の山頂へとつづく道があって、階段を上ってみたら山頂展望台というのがあった。
およそ180°のパノラマを見渡すことが出来た。(残り180°は山)
心地良い風が吹いて、素晴らしい時間だった
こういう体験ができるなら、普段縁のない会場のイベントに参加するのもいいかもしれないな、と思った。
展望台から南を向くと、とお~~~くにリーガロイヤルホテルのシルエットが。
こんなとこまで見えるのか、すごいなぁ と思った
東京タワーから、富士山が見えたときみたいな感覚だ
リーガロイヤルホテルの足元は基町クレド。パセーラだ。
あまりにも日常的によく通る場所
なぜかその時、切なさみたいな親近感みたいな感情が芽生えた。
不思議。
帰りに高陽を久々に見て歩こうかと思ったけど、疲れていたのでそのまま帰ることにした。
そこでちょっと自覚したことがある。
いまや完全に、ぼくのホームタウンは高陽じゃなく、いま住んでる場所なんだなってこと。
朝、可部に向かう途中、故郷を目にして込み上げた感情は、
可部の山頂からリーガロイヤルホテルを眺めたときに芽生えた感情と、少しイコールしていた。
Comments