記憶に残る特別な日
- たけうちてつや
- 2016年11月8日
- 読了時間: 3分
ライブを終えて帰ってきました。
広島市中区のライブ楽座さんでのライブでした。
とてもいいことが幾つもありました。気分は今も高揚しています。外は紅葉しています。
いま そのいい出来事を一つ残らずここに書こうと思ってたんですけど、
・・・・大事に自分のなかだけにしまっておくことにしました( ´艸`)
とにかく特別なライブの日となったんです。
「そのやり方で合ってるよ。そのまま思い切り進めーーーー!!」って、沢山の人から言われたような感触です。
ぼくは今日ライブの準備をしてるときから緊張がけっこうあって、こわさみたいなものを感じながら会場に向かったんですが、
本通りを歩いてると、ある感傷が出てきて・・
それは、
いま緊張で一見くるしい思いをしてるけど、こーゆうのって、すごく特別じゃね?? って、思ったんです。
廃れた生活を送ってたら、こんな緊張やスリルを味わうこともないだろう・・でもいまのおれはちがうんだ。って。
まだ歌をやり始めて間もないころの僕にとってのライブとは、
それは一大イベントで刺激的だったんですが、最近の自分はそこまでライブに刺激を感じられてないことに、
マイナスを感じてたんです。
でもその考え方も変わって、
昔みたいに感動しなくなったんじゃなくて、昔よりも大きくなれてるから、そこまでビックリしないんじゃないだろうかと、思えたんです。(緊張はしますけど)
で、ギターを背負って本通りのアーケードを眺めて歩きながら、いまいちど
いまから行う「ライブ」ってものを捉え直したんですが、
なにもないところから、自分が動かなければなにも始まらないところから、曲をつくって、
これからそれを聞きに来てくれる人がいる。
天気もわるいのにわざわざ足を運んでくれる。
そして、働いて稼いだお金を払ってくれる。
そして、聞いてくれる。
ぼくのことを知らずに、偶然出会ったお客さんも、聞いてくれる。
これは、素晴らしいことだなあ!!って、再認識したんです。
今年ぼくは約30本ライブをしましたが、
いまいった素晴らしいことが、 自分のなかで特別じゃなくなってしまっていて。
それこそ音楽始めたばかりの頃は当然、自分の曲を誰かに聞いてもらえるんだ!!って感動してましたが、
今日までのぼくは、それが当たり前になっていて、
すごいことのはずなのに、素敵なことのはずなのに、
自分の力不足な部分ばかり気になってライブをしてたような気がします。
でも、さっき再認識できたんです。
「すげえことやってんだな!!」って!
そんな、緊張と共に 素晴らしい気持ちを抱きながら、ライブに臨み
そして
冒頭でいった とてもいいこと が幾つもあったんです(^^)
ぼくは、自分に自信があるんだかないんだか分からない性格で、
夢を語るときだけはヤケに自信満々で
平常心のときはほぼ自信なくて自分を卑下しまくり なんですが、
そんなのものともしない、「人の評価」が、これから僕を引っ張ってくれそうな、そんな気配を少し感じました。
何回もおなじこといいますが
「こっちこいよ!」とか、「もっといけばいいじゃん!!」って、言ってもらえてるような・・・・・・
あとはもう、人が、夢を叶えさせてくれる。
そんな、とても気が楽になる、嬉しくなる、わくわくする、
予感を、今感じています。
そして帰り路の、雨上がりの澄んだ夜空の星はとってもキラリラリンでした。
最高に幸せじゃん って、心から思いました。
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